増圧ポンプと加圧ポンプの違い
このページでは、増圧ポンプと加圧ポンプの違いについてご説明します。
近年、水道給水システムを既存の受水槽方式から増圧ポンプ方式に交換するマンション管理組合様が増えていますが、ポンプの交換工事にあたっては、増圧ポンプと加圧ポンプの違いを理解する必要があります。勘違いされているケースも多くみられます。
マンションの給水方式の大別
増圧ポンプ方式 (直結水道方式)はポンプを水道本管に直接接続します。
- 水道直結方式
- 増圧直結方式(水道メーターと直結で増圧ポンプを使用)
*受水槽は通常必要なし、高架水槽なし、水道本管に直接接続するポンプを直結増圧給水ポンプと呼びます。このポンプ方式では受水槽は必要ありません。
加圧ポンプ方式 (受水槽方式)必ずこのポンプには受水槽が設置します。
- 高置タンク使用方式 ほとんどのマンションにはない。築40年以上まれに残って居ります。
- 圧力タンク使用方式(ポンプに圧力タンクが付属している。)受水槽が必要になります。
- タンクレス・ブースターポンプ方式、俗称「加圧ポンプ」という。
*マンションに一番多いタイプ: 築20年以上のマンションでは、俗称「加圧タンク」と呼ばれる3のポンプがほとんどです。受水槽が必要で受水槽の水をこのポンプで加圧して各階へ給水します。この方式はメンテナンス容易でランニング、イニシャルコストも安い
ポンプの交換
一概にどのポンプがいいとは言えません。 そのマンションの特色に合ったポンプがあるからです。 増圧ポンプは場所がとらないかわり、費用が高く、タンクレスブースターポンプ方式(加圧ポンプ)は費用は安いが受水槽が必要です。
ご不明な点がありましたら、お気軽に当事務所にお問い合わせください。